夏の美味しいターゲット!タコを釣ろう!

たこ焼き、たこ唐、たこ飯、、、。とても身近な美味しい人気者、タコ。
一般的なこれらのタコは「マダコ」と言う種類のタコ。
ほぼ日本全国の沿岸に生息し、船だけでなく堤防などの岸からも釣れることから釣りとしても人気が高いターゲットです。
4月頃から12月頃まで釣れますが、ハイシーズンは夏場。梅雨明けから8月頃までが最盛期になります。
近年は、タコ釣りの中でも『タコエギ』と『タコジグ』の2つの釣り方が主流。実は結構カンタンで初心者やファミリーでも楽しめます。

マダコには漁業権がある場所があります。岸から釣りをする時は、マダコ釣り禁止の場所ではないことを事前に確認しよう。

足の付け根の中央にある穴がタコの口。甲殻類を捕食する丈夫な口なので触らないように気をつけよう。

タコエギで釣ろう!

人気爆発のタコエギング。
アオリイカでお馴染みのエギングですが、タコ専用のエギにオモリをセットして釣るタコエギが近年では一番人気があるタコの釣法。
沖に軽くキャストしてタコの隠れ家になりそうな障害物やエサが多いところを狙います。
イカのエギングと違いシャクらず海底を引きずる形でゆっくりと手前に引いていきます。

タコエギのタックルは、タコを底から剥がすパワーと硬さ、キャスト性や操作性などが求められます。

『オクトパスゲームST』
カーボンソリッド搭載のタコエギ専用スタンダードロッド。手軽に始める方に最適なタコエギロッド。  
『オクトパスゲームエアーK SE』
オールFuji Kガイドを搭載したハイスペックタコエギロッド。ソフトなグラスソリッドティップ搭載で、底についたタコエギの操作、タコの乗りをソフトにサポート。   

タコジグで釣ろう!

キャストするタコエギに対して、タコジグは足元へ落としていくのが基本。そのため、狙う場所が釣果のカギとなります。
タコジグで狙うポイントは堤防のキワ。堤防の岸壁の割れ目や隙間など、タコの隠れ家となる場所を狙ってタコジグを落とします。誘って釣るのではなく、タコの潜むポイントを探っていきます。アタリが無ければ次の狙い目へとポイント移動して攻めます。

根がかりしやすい場所を攻め、張り付いたタコを剥がせるパワフルなタックルが必要。落として狙うのでロッドはあまり長くないものが操作しやすい。

『CX攻技蛸TE』

タコ専用ベイトモデル。胴が強く、強度のあるダブルフットフレームを採用しているので重量のあるタコもリフトアップ可能。  

  

『攻蛸Ⅱ』

PEライン付属のタコ用両軸リール。ドラグ力5kg。シンプルな構造で耐久力の高いパワーリール。  

  

『タコジグ』

タコジグは複数個つけてタナを探ることが多いですが、根がかりもしやすいので1個からスタートしてみるのがオススメ。複数つける場合は、連結しているタイプのタコジグを選ぶと便利。カラーは、赤、ピンク、オレンジなど派手な色が主流。 

釣れたタコは脱走対策必須!

タコは吸盤で這い上がるため、生かしたままキープすると脱走します。
活かしておくならネット付のバケツが必須。その場で締められる道具があると便利です。

釣れたあとは、せっかくなら美味しく食べたいタコ。脱走防止対策は必須。

『ロッドホルダーシースルーライブバケツ /ロッドホルダーライブバケツ』

ファスナー開閉式メッシュフタ付なのでタコの脱走を防ぎます。

『魚鋏(さかなはさみ)分解式』

先端刃先加工されている魚鋏で目と目の間をカット。これだけでタコが締まって動かなくなります。体色が白くなり動かなくなればクーラーに入れて冷やしましょう。     

持ち帰ったタコは、下処理してからいただきます。
1.タコ1匹あたり大さじ1杯分くらいの塩でしっかり揉み込みます。
2.揉み込み続けキュキュッとするくらいヌメリを落とします。
3.流水で塩気とヌメリを取り除きます。
4.たっぷりのお湯で茹でます。茹で時間は、3〜5分ほどが目安。茹ですぎると硬くなるので箸でつまみ、弾力があればOK。
あとはお好みのタコ料理にして楽しみましょう!。